2011年5月25日水曜日

家計・教育・健康…平均以上でも、日本人「生活に満足」40%

OECD「幸福度」指標 世界平均下回る
 経済協力開発機構(OECD)は24日、加盟各国の国民の暮らしの「幸福度」を評価した結果を公表した。日本は家計や雇用、高等教育、健康など多くの指標で平均を上回る位置につけたものの、生活への満足度は低かった。
 OECDは国内総生産(GDP)に代わる国民の豊かさを測る指標として、幸福度の世界共通の指標作りを検討中。2012年11月のインドでの会議で加盟各国が案を持ち寄ることになっており、13年以降に新指標に沿って順位などを含めた詳細な結果を公表する方針だ。今回の発表はそれに向けた中間的な報告になる。
 経済面でみると日本の家計の可処分所得はOECD平均を上回り、さらに家計資産は同平均の約2倍と恵まれていた。
 15~64歳の労働年齢人口で有給の仕事に就いている日本人は約70%。OECD平均の65%を超えた。失業率も同平均より低かった。また長いといわれる日本人の年間労働時間は1714時間で、OECD平均の1739時間より少なかった。
 教育面では、日本人の学歴や読解力はOECD内の上位に入った。平均寿命は82・7歳と加盟国中最も長かった。OECDは日本について「多くの幸福指標で平均以上」と高く評価している。
 一方、生活に満足している日本人は40%にとどまり、平均の59%を大きく下回った。満足度はデンマーク(90%)やフィンランド(86%)など北欧で高い。

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