2011年6月22日水曜日

昔は…制服、兄や姉のお下がり――今は…PTAがリサイクル

 かつて、制服や体操着など兄や姉が着なくなった服を繕い、弟や妹が「お下がり」として着る家庭は当たり前のようにあった。ただ、お古を与えられた下の子は「何で僕だけ、私だけ……」と不満を募らせ、けんかの種にもなったものだ。
 近年は学校の親同士で服を譲り合う動きが広がる。少子化で一人っ子が増えたが、すぐ体が大きくなる子どもの服を買うのは親にとって物入り。社会では「リサイクル」の考えが受け入れられ、古着は格好悪いものでなく、子どもにもそれほど抵抗がないそうだ。
 群馬県の館林市立多々良中学校のPTAは2010年秋から、制服のリサイクル事業を始めた。公民館を通じて制服を集め、必要な家庭に無料で提供する。これまで40着を回収して十数着を配った。「数万円の制服を買わなくて済むので家計が助かると喜ばれている」(早川則行PTA会長)という。横浜市立すすき野中学校のPTAは回収ボックスを職員室の前に置く。保護者が授業参観で来校した際に入れていく姿が目立つという。

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