2011年7月13日水曜日

主な決済手段「電子」4割、民間調べ、「今後も現金で」34%。

 クレジットカード大手のビザ・ワールドワイドジャパン(東京・千代田)は、主な支払い手段が電子マネーを含む電子決済となっている消費者が39・9%にのぼるとの調査結果を公表した。現金決済が多い消費者でも電子決済をできるだけ活用したいと考える「電子決済予備軍」は25・6%に達し、同社では「現金決済に伴うストレスの存在が明らかになった」としている。
 調査はインターネットを通じ、5月20~23日に実施。全国の18歳以上70歳未満の男女2400人から回答を得た。電子決済派と対照的に現金を主な決済手段とし、今後もできるだけ現金を利用したいと考える「現金派」は34・5%だった。
 電子決済予備軍に「現金決済への不満」(複数回答)を聞いたところ、「小銭がかさばり邪魔」(69・9%)、「銀行やATMへ行くのが手間」(68・4%)、「現金を持ち歩くのは不安」(67・3%)などとなった。逆に現金決済に関しては「いくら使ったか実感しやすい」(83・2%)、「使いすぎない」(73・5%)といったメリットを挙げる声も多かった。
 同社は「日本ではクレジットカード=電子決済との認識になっている可能性が高い」と指摘。前払い式の電子マネーや、即時払いできるデビットカードなどの認知度を高めることで、電子決済シフトが進むとみている。
 日本資金決済業協会(東京・千代田)がまとめた決済手段に関する調査によると、現金以外では商品券や電子マネーなど前払い式の決済手段を最も頻繁に利用するという消費者が40%に達した。背景には「ICプリペイドカード」の利用拡大があり、2009年の前回調査より約8ポイント増えた。
 前払い式の決済手段の中では商品券や磁気カードの利用が減る一方、ICプリペイドカードは前回結果を8ポイント上回る40%となり、利用者の割合が最も多かった。今後利用してみたいICプリペイドカードでは東日本旅客鉄道の「スイカ」などの交通系の電子マネーやイオンが運営する電子マネー「ワオン」が上位を占めた。

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